第30回 定期発表会
報告
2024年6月8日(土)に中崎町ホールにて第30回定期発表会を開催致しました。
当日は初夏の陽気で少し暑いなか、82名のお客様にご来場いただき、盛況の内に会を終えることが出来ました。
また、出演者6名を含め会員の参加は22名でした。
今回は繁昌亭入門講座でご指導をいただき、現在も多くの会員がお稽古に通っている「桂 米左」師匠がお越しになり、舞台袖でご覧いただきました。
今年度から会長に就任した「天神亭つき日」から「口上」を申し上げました。
予定時間を大幅に超える挨拶に「新会長」としての意気込みを感じました。
<今回は出演者ご自身のコメントを掲載します>
天神亭 蝶九 『親子酒』
米左師匠の顔を見た途端に、頭が真っ白!そのお陰なのか?
ほぼ台本通りに、噺を進める事が出来ました。師匠から唐辛子入れの振り方と丼の持ち方を指導してもらいました。
あとは、楽しんでやっているね。と言われた事に感謝しております。
また、裏方さんのお陰で、無事終了したことに感謝します。ありがとうございました。
大川亭 飄々 『悋気の独楽』
思わぬ人の来場で出演者一同「アナ雪」状態!。開き直って声だけでも大きな声でと、髪は括れなかったけど腹を括っての高座でした。
天満家 樽斗 『ねずみ穴』
30回の節目に高座に上がらせて頂き感謝いたします。
しかも、米左師匠の目の前で演じることができ、光栄の限りでした。私も今年で傘寿です。
これを機に行けるとこまで落語を楽しみたいと気を新たに致しました。
天満天神の会の益々のご発展をお祈りいたします。
天神亭 神山 『野崎詣り』
まずは会の運営にお手伝いいただいた、皆様に感謝します。ありがとうございました。
特に天満天神社中の皆さんありがとうございました。
私はと言えば、出だしで演目を忘れ焦りましたが、始まりますと賑やかにハメモノが鳴り気持ちよく演じることが出来ました。
後で娘たちも良く声が出ていて良かったと言ってくれました。今迄何度も発表会に出ていますが今回が一番良かったのではと思っています。
天神亭 つき日 『星野屋』
今回の星野屋は今まで何回かかけてますが、ハメモノ入りは初めてでした。
来場の友人知人からも楽しかった、又知らせてね!とメールが入りました。
お囃子社中の皆々様、有り難うございました。
高座から降りたら袖で睨みをきかせていた米左師匠より「〇〇抜けてたな」との指摘を受けました。
師匠の持ちネタでは無いのに流石。
天満家 真念 『抜け雀』
6年ぶりの中崎町ホール。たくさんのお客さまを前に演じられたことに感謝です。
2日前の稽古会でのアドバイスもふまえて演じたのですが、肝心なところで「抜けセリフ」。
残念無念!懇親会の席で米左師匠から貴重なお話をいただき、これからの稽古に活かしていきたいと思います。
お茶子は「天神亭小道」、司会は「天神亭縁花」が担当しました。
下座は、天満天神社中が担当しました。
三味線:「天神亭真ん紀」、「紅梅亭玉美」
太 鼓:「末廣亭文々」 笛:「天満家賢之輔」
受付は「御勝山ポン子」「なにわ家小奴」の新人2名が担当しました。
会の運営や会場設営等に参集した会員は、次の方々でした。
天神亭岩塩、天満家うつぼ、天満家芝楽、天神亭みょう雅、紅梅亭梅紅、大川亭騒夏、堺家きなこ、八軒家裕次郎
以上(八軒家裕次郎)