第5回鴻池新田会所寄席 ( 第14回定期発表会 )
恒例になりました、11月3日文化の日に
今年も鴻池新田会所寄席を開催いたしました。
快晴の天気に恵まれ、午前十時に出演者と会員スタッフ21名が集結いたしました。
実行委員長の天神亭酔千さんを先頭に会場の設営、道案内に会の幟、
出演者の幟を会所内
に設置し落語会の雰囲気も徐々に盛り上がって来ました。
出演者と演目
1番太鼓(岩塩)が鳴り響き、12時30分開場です。
今回は250名と多くのお客様にお運び頂き、
開演時は満席状態で高座の近くまで座布団を並べたり嬉しい悲鳴でした。
みょう雅さんの場内アナウンスの後、神山会長の開演口上です。
今年度の大阪福祉大会に於いて大阪市長感謝状を頂いた事を報告し、
場内割れんばかりの拍手を頂戴しました。
お茶子は第1部は真ん紀さん、第2部はつき日さんが務めました。
出囃子に乗り1番手は天満家真念さん、繁昌亭の演目『金明竹』での高座です。
東京から小学生時代の友人夫婦も駆け付けて頂き、張り切りざるを得ませんでした!
聞けば100名近くの友人知人に案内状を出したとか?
続いて2番手は大川亭優華さん『 延陽伯 』の熱演です。
8月の「まぁどんな寄席」で
自信を付け、優華さんらしい、上品で優雅な延陽伯を演じ切りました。
3番手の八軒家けん市さん、得意な“ 仁智師匠 ”の「源太と兄貴」シリーズの3作目?
『兄貴の頭』薄毛で悩む兄貴やいかに・・・抱腹絶倒の噺で場内を大爆笑の渦に巻き込みました。
まさに「けん市ワールド」の炸裂でした。
中トリは今回の実行委員長の天神亭酔千さん、野崎の出囃子で颯爽と登場しましたが、
何故か観客の視線は頭の上に!けん市さんの兄貴が登場と思わせる絶妙の展開?
さすが百戦練磨の噺家!軽くいなすと、鴻池新田会所寄席の決め事『鴻池の犬』の高座。
今回は4匹目、それぞれの犬、今回は地元への思いも込め感動編に仕立てて観ました!
酔千さんの奥様、娘さん、お寿司、お稲荷さん有難うございました。
「お仲入り〜」のみょう雅さんの掛け声で暫しの休憩です。
第2部は天満家一軒さん『ハンカチ』で始まりです。
「私は着物よりハンカチが欲しかったんや」
女心の決め細やかさと旦那のぶきっちょさが、よく出ていましたよね。
続いて<天神亭美笑さん『冷蔵庫哀歌』。
擬人法を使った食品たちの楽しいお喋りは、まるで井戸端会議そのもの。
お腹をかかえて笑いました。近い将来、冷蔵庫自体が喋るようになるかも?
大トリは天神亭神山さん『千早振る』
間のとり方といい、流れといい、さすがでした
お客さんとの一体感が生まれるほどの熱演でした
今回の発表会も出演者の頑張り、会員の協力の下、お客様には喜んで頂けたと思います。
また、いつもながらの会所の皆様のご協力に感謝申し上げます。
今後も会員一同精進を重ね次回は来年6月に大阪北区「中崎町ホール」で
定期発表会を開催
したいと考えていますので、皆様のお運びをお待ち致しています。