素人寄席天満天神の会

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【第9回鴻池新田会所寄席(第22回定期発表会)】

 

 

今回は、演者を含め会員18名が参加し盛大に開催されました。
秋晴れの晴天に恵まれ160名のお客様にお越しいただき、「つき日」のアナウンスに続き、
酔千会長の口上でスタートしました。

 

出演者と演目

天満家うつぼ「たいこ腹」

いつものように「大きな声ですが聞こえますか?」と呼びかけ
「近くの『住道中学』の出身で、同窓生の方はいらっしゃいますか?」と声かけたが
反応なく、意気消沈。
鍼を打たれる「太鼓持ちシゲ」のうろたえ振りを熱演。

 

天神亭縁花 「星野屋」

都々逸でお客様の気を引き付けて、薄緑の着物も舞台に映えて
お手掛けさんの雰囲気がよく出ていました。
はめものの三味線にものり熱演。

天神亭神山「鴻池の犬」

毎回、演者が代わり演じる「鴻池の犬」でしたが、「ワンワン詐欺」や
「ソフトバンクのお父さんより前から犬はしゃべってました」
などの工夫で笑わせました。

八軒家たし歌「くっしゃみ講釈」

中入り後でしたが、小ネタのオンパレードでお客様をつかみ、
講釈師のくしゃみが段々とエスカレートしていくところはさすが。
(「小圓」姉さんの張り扇を使わせていただいたので、講釈がすらすらと出ました)

大川亭美凛「佐々木裁き」

お奉行さんを怖がることもなく、横に座って対等に話す「四郎吉」を
可愛く、しっかりとした子供で熱演。

天神亭酔千「壺算」

大トリは酔千会長、地元の噺家とあって毎回の贔屓筋も沢山来られ、
風邪気味の喉を気にしながらの熱演でした。
室内の隅に置いてある「水がめ」も紹介されたので、終演後に見て帰る方も多かったです。


開演時は暖かい日差しもあったのですが、じっと座っていると土間は冷えてきました。
今年もお配りした「カイロ」は喜ばれました。

今回も皆様方のおかげで良い発表会になりました。
次回は「鴻池新田会所寄席」も10回目となります。
またのご来場をお待ちしています。