平成31年 第5回
「まぁどんな寄席 女性落語家・華の競艶」
報告
平成最後のまぁどんな寄席を3/2(土) 妙壽寺にて開催しました。
演者のきれい処6名とお茶子の男衆は飄々が務め、天満天神社中が
(三味線:真ん紀、太鼓:裕次郎、鐘、拍子木:岩塩、ハメモノ:つき日)下座を務めました。
担当役員の賢之輔、アナウンスのうつぼ他総勢16名の
会員が参加し、酔千会長の口上で開演でございます。
出演者と演目
天満家射心「時うどん」
「皇太子殿下にお茶の接待をして、町中の評判に……ならなかった」と
まあどんな寄席の初笑いをゲットして、美味そうなうどんを食べました。
天神亭蝶九「鉄砲勇助」
歯切れのいい口調と、パワフルな身振り、手振りで鉄砲を連射。 笑いの的に命中。やはり、本番には強かった。
天神亭つき日「子ほめ」
ほめ言葉が分からず 「困ったな…」 と呟くところ、落語の台詞か
演者の台詞か。
迫真の演技、話術で会場を盛り上げました。
拍子木とお中入り〜の声で暫しの休憩です。
< 中入り >
天神亭縁花「天狗裁き」
「梅は咲いたか桜はまだかいな」と、艶のあるお座敷唄を披露。
会場からは笑いの前に拍手が上がりました。夢のよう?
大川亭騒夏「狸の鯉」
インフルエンザの高熱も高すぎる出費も乗りこえ、
狸に「落語家騒夏」をアピールさせるにくい演出で笑いを誘いました。
天神亭真ん紀「宿屋仇」
ぶっつけ本番の天満天神社中のはめもの。
その大きな音にも動じることなく、「(パンパン)伊八〜伊八〜」と侍の台詞。
客席からは笑いが、
控えの某者からは「上手い」の声。
「今日も寝かしおらんわい」のサゲの後拍子木、「お時間〜」の掛け声で 追い出し太鼓(裕次郎)が鳴り終演ございます。
今回もたくさんのご贔屓筋にご来場頂き、たくさん笑って頂きました。
今年も「ひなあられ」をお配りし、会場の飾り付けや桃の花を飾り 華やかな雰囲気をつくりました。
今回も皆様のおかげで楽しい落語会ができたと思います。
来月4月6日(土)は創作落語の会『落悠寄席』を開催いたします。
皆様のまたのご来場をお待ちしています。
大川亭飄々 記