【第7回鴻池新田会所寄席(第18回定期発表会)】
11月3日(祝)、恒例の鴻池新田会所寄席を開催しました。
今回は、演者を含め会員23名が参加し盛大に開催されました。
お茶子も「玉美」「騒夏」と新鮮な事この上なく、
下座も三味線「真ん紀」、太鼓「裕次郎」拍子木・他「岩塩」と久々に生演奏です。
130名のお客様にお越しいただき、「射心」のアナウンスに続き、
酔千会長の口上でスタートしました。
出演者と演目
天神亭わら司「子は鎹」
最初からの人情噺に、最前列のお客様がすすり泣き。
ますます熱の入った噺にシーンとなるかと思ったら、ワット笑い出す。わら司ワールド。
天満家賢之輔 「始末の極意」
NHK朝ドラ「わろてんか」を絡めて船場商人が「始末」をモットーにしていたのマクラから、片手でのぶら下がりに熱演。
天神亭みょう雅「鴻池の犬」
みかん箱の中から「クロ」「シロ」「ブチ」3匹の子犬が飛び出し、臨場感のある高座。
「イヌ」のしゃべりで足の仕草がもっとオーバーにできればよかったかな。
天満家は志か「次の御用日」
「あ!」「あ!」の声も続く限りの大きな声でお客様を「圧倒!」
ご家族総出の応援に盛り上がりました。
天神亭つき日「延陽伯」
長い長い名前もペラペラと、言葉の丁寧なお嫁さんの上品さは、
育ちの良さが出ました。
天神亭酔千「掛け取り」
大トリは酔千会長、地元の噺家とあって御贔屓筋も沢山来られ、「河内音頭」をタップリと、
身振り手振りを入れての熱演でした。
昨年に引き続き受付でカイロを配りましたが、今年は天候に恵まれましたので
半分しか出ませんでした。でも、じっと座っていると土間は冷えてきたそうです。
今回も皆様方のおかげで良い発表会になったと思います。
次回は来年6月の予定していますので出演を目指して研鑽いたしますので
皆様方のご来場をお待ちしています。
天満家賢之輔