干支の会「亥年生まれ・猛進の巻」報告
令和元年 10月5日(土)妙壽寺で開催しました。
今回は、干支の会としての最初の落語会「亥年生まれ」の巻です。
当日は出演者6人の他会員12名が集まり総勢18名で実施しました。
今回は、開演アナウンスを大川亭飄々が担当し、口上は天神亭岩塩が挨拶しました。
お茶子は「天神亭小道」「大川亭優華」とベテランが担当し、
下座は天満天神社中(三味線:真ん紀、太鼓:裕次郎 鳴り物:つき日・岩塩)のメンバーで、
今回より笛(天満家賢之輔)が加わりより一層生演奏に花が添えられました。
今回は54名のご贔屓筋にお越しいただきました。
《 出演者と演目 》
天津亭 狂女 「始末の極意」
唯一「亥年」生まれではありませんが、亥年の新入会員で、「新人発表会」として
出演となりました。新人とは誰も思わないような、落ち着いた落語でした。
(初々しさもありました)
天満家知波々 「一目上がり」
愛知県支部長が久々の出演。
大阪弁のアクセントが難しく、江戸落語をやってみると、自分でもよい感じだったので、今回は江戸風でやってみました。
天満家一軒 「月に叢雲」
今年の春、休養を取ったので、初めは声も通りにくかったが、「センモン学校出身」
の辺りから調子を戻し大うけ。
( 中入り )
天神亭 志明 「いらちの愛宕参り」
中入り後、特技(本職)のマジックでお客様をひき付け、
慌て者の行動をリアルに表し何度も笑いが絶えなかった。
天神亭つき日「太鼓腹」
太鼓持ちの調子の良さと、断れない状況でついにお腹を突き出すところ
まさに身体をはった落語。
天神亭岩塩 「井戸の茶碗」
「正直な清兵衛に感心」いい噺を聞かせ貰いましたと、お客様からの一言が、
落語をやっていて良かったと思える瞬間。 次回もお楽しみに。
今回は演目のバランスも良く、楽しんで頂けたと思います。
アンケート調査でも好評のご意見が多く、ひいき目にみても良かったと思います。
出演者の皆様お疲れ様でした。
実行委員の皆様お手伝いありがとうございました。
次回、第22回定期発表会は11月3日(日)の鴻池新田会所寄席です。
皆様、宜しくお願い致します。
(記:天満家 賢之輔)