風鈴祭り落語会 報告
前日は風鈴祭りのオーフンセレモニーが
全て取りやめになるという、あいにくの天気。
その余波でしっくりしない空模様の中、
同時開催の「お楽しみ会」も子供たちが軒下に移動しての開催でした。
我々も第一部は柿本神社の境内での開催予定でしたが、
社務所二階に会場を移しての開演となりました。
足元の悪い中多数のお客さんのお越しをいただき感激の口演です。
三味連の協力を得て生演奏の出囃子でトッフバッタは美笑さん。
まくらも滑らかに快調の出だし、
時間をオーバーするでのヤジを受けて本題の「青菜」を堂々と。
二番手は岩塩さんの、
数あるネタの中でも得意の「天狗裁き」。
夢もこんなに聞きたいものかと笑わされて最後はそれも夢だったとは。
最後は一軒さんの「ちりとてちん」。
久しぶりの上演の割には無難な滑り出し。
腐った豆腐を飲み込んであぁ終った。
皆さん最後まで笑っていただきありがとうございました。
第二部は午後から、
場所も変え宇賀部神社社務所での口演。
準備の時間に少し遅れたのですが、
すでに準備はできており大感激。
ここでも雨はまだ降り止まず、
足元の悪い中大勢のお客さんでまた大感激の口演です。
一番手は神山(かみさん)。ここでも神さんです、仏さんではありませんと、
得意のまくらから、娘が花札にこってますねんと「千早ふる」を。
二番手は酔千さん。
雨では店が出て花火が上がってとはいかんがなとぼやきながら「遊山船」を。
最後は地元と言うことで、またまた一軒さんの登場。
落語にばっかりうつつを抜かしてんとまじめに働け。
仕事を辞めたのに毎日出て行けて何処へ行けちゅんやと私情の入った「堪忍袋」を。
お客さんの笑いと拍手に送られて海南を後に、楽しい一日をありがとうございました。