素人寄席天満天神の会

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第11回 古々粋亭天満天神寄席のご報告


昨年に続5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、
季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行しました。

観光地の奈良もインバウンドが戻りつつあるようです。

このような状況の中で、2023年5月14日(日)に、奈良市の「落語喫茶古々粋亭」さんで
第11回『古々粋亭天満天神寄席』を開催しました。

生憎の雨模様の中、出演者の知人の方(18名)と会員2名の参加を含め20名の方にご来場いただきました。

当日の演者と演目は次の通りです。

天神亭 岩塩 『猫の皿』
この噺は「猫の茶碗」とも言います。岩塩さんは「はてなの茶碗」「井戸の茶碗」と合わせて「茶碗シリーズ」と称していました。
人間国宝の故柳家小三治師の最後の高座がこの演目でした。

大川亭 飄々 『矢橋船』
 上方落語の旅ネタ「東の旅」シリーズの一話。
お伊勢参りの帰路、琵琶湖のほとりの「矢橋」から対岸の「大津」までの渡し船の船中のお話しです。
「色問答」と言う遊びも面白いのですが、「尿瓶」を巡るドタバタが面白く、今回もその場面では大爆笑でした。

八軒家 裕次郎 『饅頭怖い』
 この噺は、東京でも演じられますが、上方では狐に化かされる話や怪談めいた話があり長い噺です。
今回初めてフルバージョンでやりましたが中々疲れる噺です。なお、私も甘いものは「怖い」ので決して贈って来ないでください。

白梅亭 小笑 『厩火事』
  小笑さんは、「古々粋亭初出演」「初めてのトリ」「ネタ下ろし」と初物尽くしでした。
しかし、そんな事は微塵も感じさせない堂々たる高座で、お客様にも良く受けていました。

みょう雅さんと真ん紀さんが観客として参加されました。

<会場風景>
お客様には美味しい珈琲等を召し上がって頂きながら、落語をお楽しみいただきました。

古々粋亭さんは2016年10月に始められ、当会は2017年10月に第1回目の寄席を開催しました。

以降、コロナ感染症や台風の影響による中止がありましたが、今回11回目を迎えることができました。
次回は10月に開催する予定です。
以上(八軒家裕次郎)


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