第三回ワッハ上方天満天神寄席のご報告
令和3年12月25日にワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)で「第三回ワッハ上方天満天神寄席」を開催しました。
昨年9月27日、先月11月27日に続いての開催となりました。
年末でクリスマスの土曜日にも係わらず23名の方に来て頂きました。
最初に岩塩副会長と演者5名、お茶子さんでご来場の皆様に来場のお礼を申し上げました。
一番手は文々さんの「明石飛脚」。
途中で足がつるアクシデントがあり、楽屋一同も心配しましたが、無事最後まで演じ切りました。
二番手はうつぼさんの「電話の散財」。自分でスマホを使って下座歌を入れ、うつぼワールドを醸し出していました。
三番手は縁花さんの「鰍沢(かじかざわ)」。
三遊亭円朝作と言われる噺で、大阪ではプロでもやる人が少ない演目。笑いの少ないサスペンス調の噺を熱演しました。
元々は戦前中入り後の四番手は裕次郎の「池田の牛ほめ」。
今年の干支の「牛」の出て来る噺で、今年最後の高座を締めくくりました。
トリは、神さんの「千早振る」。
久々の高座にも係わらず観客の笑いを誘う高座姿は流石ベテランです。
お茶子さんは狂女さん。前掛けも購入し、サンタさんの帽子を被って頑張りました。
今回は賢之輔さんが応援に駆けつけました。(写真の中央後ろでやや左よりのマスク姿)
先月のけいこ寄席も含めると4回の寄席で11名の会員が出演しました。
これからもワッハ上方での寄席を続けていく予定です。
最後になりましたが、今回もワッハ上方の皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
以上(八軒家裕次郎)