第１3回ワッハ上方天満天神寄席報告

２０２３年５月２７日（土）、
ワッハ上方で第１３回『ワッハ上方天満神寄席』を開催し、
１７名の皆様に来場頂きました。

会員の参加者は、賢之輔さん、裕次郎の２名、出囃子は天満天神社中（真ん紀さん、玉美さん）でした。
なお、今回からワッハ上方のYouTubeチャネルでの公開は３席となりました。

大川亭　飄々　『二人ぐせ』
　東京では「のめる」と言う題です。また、同様の噺に「四人ぐせ」と言
う噺もあります。

天神亭　縁花　『転宅』
　「転宅」は「宿替え」と同じ意味ですが、別に「宿替え」と言う噺があ
り、また「転宅」に掛けた落ちがあるので「転宅」としたと思います。

八軒家　裕次郎　『阿弥陀池』
　「阿弥陀池」は、西区の北堀江にある「和光寺」のことですが、まだ行
ったことがありません。だからバチが当たって言い間違えをしたのか
も知れません。

天満家　芝楽　『徂徠豆腐』
　荻生徂徠（おぎゅうそらい）は江戸時代の儒学者。この噺は、元々は講
談で、赤穂事件を背景に徂徠と豆腐屋の七兵衛の人間模様を描いた噺

天神亭　岩塩　『花筏』
　「花筏」は元々「水面に散った花びらが連なって流れているのを筏に見
立てた」もので着物の柄になっています。それが相撲取りの四股名にな
って噺の題になりました。相撲関係の噺には「大安売り」「相撲場風景」「幸助餅」「千早振る」などがあります。

下座は、真ん紀さんと玉美さんでした。

今回のチラシです。

以上（八軒家裕次郎）