素人寄席天満天神の会

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第六回ワッハ上方天満天神寄席のご報告


2022年4月30日、第6回ワッハ上方天満天神寄席を15名のお客様のお迎えして開催しました。

ワッハ上方のYouTubeチャネルで、
今回を含め過去の高座(一部の高座は先方都合で撮影できず)を
ご覧頂けることになりましたのでお知らせします。

上方演芸資料館ワッハ上方
https://www.youtube.com/channel/UC9GVnlLg3n8z5Eqc45LJAhw/featured

ご覧頂ける高座は次の通りです。(3回分 8名 12席) 
第4回(まぁどんあ寄席) 狂女 真ん紀 縁花
第5回 狂女 真ん紀 飄々 岩塩 裕次郎
第6回 文々 裕次郎 飄々 うつぼ

今回の演者(演目)は次の通りです。
◆前半 文々(勘定板) 裕次郎(あくびの稽古) 縁花(狼講釈)
前半は珍しい演目が並びました。
「勘定板」は「手水廻し」と同じような筋立てですが、上方らしい(?)匂い立つような噺です。
YouTubeに談志の「勘定板」がアップされていますが、落ちがサラットとしており比べて見ると面白いです。

「あくびの稽古」も寄席ではあまり聞きません。
枝雀が笑いの多い演出で記憶にありますが、音声だけですが米朝の高座がYouTubeにあります。

東京では「あくび指南」と言う名前で談志もやっています。

「狼講釈」も珍しい噺です。
長らく演手がいませんでしたが、露の新治や露の雅(故人)が復活し、今では林家染八なども演じています。


◆後半 飄々(動物園) うつぼ(三十石)
後半はお馴染みの演目です。

「動物園」は明治時代の作だそうですが、
ほとんど米朝が創作に近い形で現在の筋立てに仕立て直ししました。

時代に合わせていろいろ工夫の余地がある噺です。

「三十石」は、「東の旅」シリーズの最後を飾る噺です。

フルで演じると1時間を超える噺なので、今回のような構成で演じられることが多いようです。

今回の会員の参加者は演者の5名の他、お茶子の狂女さん、賢之輔さん2名でした。
今回もワッハ上方の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。

(八軒家裕次郎)


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